中国鍼と深層外旋六筋

ずっと膝痛・股関節痛・足関節痛に悩まされてきた筆者ですが、坐骨結節付近から大腿骨の転子間稜までの筋肉群:大臀筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、下双子筋、上双子筋、梨状筋と大腿方形筋を中国鍼で置針して、和鍼で大転子付近を微妙な雀啄で掃骨すると底ごりが解放され深部に空洞が広がるような感覚が訪れます。

内閉鎖筋・双子筋等はTwitchが起こりやすいのですが、中国鍼で重心を鍼体の真ん中くらいに意識して針全体で運鍼してもらうと鍼自体が落ち着き安定する感じがあります。ちなみに表側は、1番2番等の細めの和鍼で半腱様筋と半膜様筋の特に付着部また小転子に至る腸骨筋を短縮位で微妙な雀啄から置針へ移行してもらいます。

中国鍼はバネの伸長を使って全体で運鍼する特徴があるため、斜刺・横刺、深部の置針に適しているのではないか、と経験から感じています。
個人差がありますので私的感想をご了承下さい。
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平成28年晩秋